新型コロナウイルス感染症の影響により、本県の企業においても、事業活動に大きな支障を生じており、その影響は長期化、深刻化することも懸念されます。
こうした中で、本県は、2月18日に県融資制度の拡充を実施し、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中小企業への資金繰りを支援してきましたが、一層の資金繰り悪化による緊急的な運転資金のニーズが高まっている状況に対応するため、緊急つなぎ資金の制度を創設します。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kinyu/kinyu0304.html
1 制度の概要
(1) 資金名
「新型コロナウイルス感染症対策緊急つなぎ資金」(経済環境適応資金融資制度)
(2) 資金の内容
融資対象者 |
新型コロナウイルス感染症の影響を直接的に又は間接的に受け、直近1か月の売上高又は売上高総利益額(以下、売上高等)が、前年同月又は2年前同月の売上高等に比べて減少している中小企業者 |
資金使途・融資限度額 |
運転資金 5,000万円 |
融資期間・利率 |
3年 年1.2% |
信用保証料 |
無料(本県が契約時の額を全額補助します) |
据置期間 |
原則1年 |
担保・保証人 |
原則、無担保、法人代表者以外の連帯保証人は不要 |
無担保信用保証枠 |
愛知県信用保証協会が取扱い可能と判断した場合、8,000万円を超える無担保保証にも柔軟に対応します |
その他 |
本資金への信用保証を促進するため、信用保証協会に対する損失補償を10/10(全額補償)で実施します。 |
(3) 融資枠
2,000億円
2 実施期間
2020年3月9日(月曜日)から同年8月31日(月曜日)まで
3 取扱金融機関(申込み先)
県内の県融資制度取扱金融機関(銀行、信用金庫、信用組合、(株)商工組合中央金庫の47金融機関)
<参考:2011年「あいちガンバロー資金」(震災対策緊急つなぎ資金)との比較>
資金名 |
新型コロナウイルス感染症対策 緊急つなぎ資金 |
「あいちガンバロー資金」 (震災対策緊急つなぎ資金 2011年) |
対象要件 |
新型コロナウイルス感染症の影響を直接的に又は間接的に受け、直近1か月の売上高又は売上高総利益額(以下、売上高等)が、前年同月又は2年前同月の売上高等に比べて減少している中小企業者 | 東日本大震災の影響を直接的に又は間接的に受け、直近1か月の売上高又は売上高総利益額(以下、売上高等)が、前年同月又は2年前同月の売上高等に比べて減少している中小企業者 |
使途・限度額 |
運転 5,000万円 |
運転 5,000万円 |
融資期間・利率 |
3年 年1.2% |
3年 年1.5% |
信用保証料 |
※県が契約時の保証料補助を実施
0% |
※県が契約時の保証料補助を実施
0% |
据置期間 |
原則1年 |
原則1年 |
実施時期 |
2020年3月9日
~同年8月31日 |
2011年4月26日
~同年9月30日 |
その他 |
保証協会が認めれば、無担保保証枠の利用が8,000万円以上でも、更に、本制度の融資限度額5,000万円を全て無担保で保証することも可能 | 保証協会が認めれば、無担保保証枠の利用が8,000万円以上でも、更に、本制度の融資限度額5,000万円を全て無担保で保証することも可能 |
保証協会への損失補償 |
10/10 |
10/10 |